背中が丸くなるのは歳のせい?
最近、なんだか背中が丸くなってきた気がする。
背中を真っ直ぐに保つのが疲れる。
そのせいで気がつくと背中が丸くなってしまう。
丸くなっている方がラク。
もしそういうことがあるなら、背筋が衰えてきている可能性が高いです。
背中が丸くなる理由
若い時は背骨を支える背筋力が十分にあり、当たり前に背中を真っ直ぐできたからです。
しかし加齢とともに身体全体の筋肉が衰えてくるので、背中の筋肉も衰えてきます。
街を歩いている時、自分の歩く姿をウインドーでチェックしてみて下さい。
背中が丸くなっていませんか?
背中を真っ直ぐに保つのも決して当たり前ではないのです。
背筋が一生懸命頑張っているのです。
その頑張りが効かなくなって背中が丸くなってきます。
人間の頭は重い
人間の頭はスイカやボーリングの球と同じぐらい重たい。
人間は二足歩行なので一番高い位置に頭があり重力に反発して支えているのです。
頭の重さはその人の体重の8~10%と言われています。
赤ちゃんは頭をよく打ちますよね。
頭の重さは成人では8~10%ですが、乳幼児は30%位と言われています。
赤ちゃんは生後1年ぐらいで歩き始めますがまだまだヨチヨチ歩きの状態です。
3歳ぐらいになると三輪車にのれるぐらい安定してきます。
歩くと背中が丸くなる理由
立っている時は背筋で頭を支えて、背中を伸ばす状態を作れますが
歩くという動作は足腰の筋肉を使いますので
下半身の大きな筋肉である太ももやお尻の筋肉が加齢と共に衰えてきますので
背中を丸めて重心を低い位置に保とうとするので背中が丸くなります。
背中を真っ直ぐに保つのは疲れる
若い時はあまり感じなかった
「全身疲労」、「筋力低下」、「腰痛」、「肩こり」、「膝痛」などの
不調が常態化するからです。
背筋は鍛えなくても大丈夫!
上図のように座骨で座って骨盤が立つように座りましょう!
上図のようにズルズルと座っていると背筋の持久力が低下してしまいます。
老若男女問わず、座る時に注意して
良い姿勢が良い習慣になるように頑張って下さい。
背筋の持久力がアップして背中が丸くならないようになります。