正しい呼吸が自律神経を整える!!

- update更新日 : 2021年05月08日
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あなたは日常生活で呼吸を意識することはありますか?

人間は、口や鼻をふさがれたら苦しくて死んでしまいますが、普段の生活で呼吸を意識する人は少ないのではないでしょうか?

スポーツをする時に呼吸が速くなったり、人前でスピーチする時に緊張したり、駅の階段を上る時に息が切れたりすることは誰でもあると思いますが、多くの人が呼吸は無意識でしてると思います。

ヨガの呼吸法

ヨガ、ピラテス、太極拳、気功などは呼吸を重視する健康法です。 また、武道や瞑想などにも様々な呼吸法が考案されています。

「胸式呼吸」と「腹式呼吸」について

胸式呼吸は、肺を膨らませたり萎ませたりする呼吸で昼間活動している時は胸式呼吸になっている人が多いです。

特に心身にストレスがかかっている時は胸式呼吸になっていますし、男女比で比べると女性は胸式呼吸になっている人がほとんどです。

また夜間やリラックスしてしている時は、自然と腹式呼吸になっているのが理想ですが、自律神経が乱れているとリラックスしている時でも胸式呼吸になっていると、不眠症、頭痛、めまい、倦怠感などの症状が続きます。

 自律神経失調症やうつ病の人は呼吸が浅くて速いです。

腹式呼吸

「鼻呼吸」と「口呼吸」について

鼻呼吸は、鼻の粘膜や加湿効果によってウイルスや細菌が体内に侵入するのを防いでくれますので、インフルエンザや風邪にかかりにくくなります。

一方、口呼吸は口の中が乾燥しやすくなるのでドライマウスや虫歯や歯周病などの原因にもなります。

理想的な呼吸は、鼻呼吸で10秒間ぐらいかけて鼻から息を吐き出して、5秒間ぐらいかけて鼻から空気を取り入れる腹式呼吸が良いです。

呼吸は姿勢や運動やストレスと関係します!

近年は、パソコン、スマホ、テレビゲームなどの使用時間が増えて背中を丸めて骨盤が後ろに傾いた猫背の人が増えていて、横隔膜が上にあがったままで息が十分に吸えない人が多いです。

運動不足の人や肥満の人は、お腹周りの皮下脂肪や内臓脂肪が多い為に横隔膜を上に押し上げますので浅い呼吸になっています。

また、ストレスや不安感や緊張感を感じていると息苦しくなることがあります。 これは自律神経のバランスがくずれて交感神経が優位になりすぎている為です。

呼吸が浅い女性