歯ぎしりや食いしばりは肩こりや頭痛に繋がります。
仕事でパソコン作業をしている時に、気がついたら歯を食いしばっていたということはありませんか?
仕事が忙しくてパソコンに集中していると、つい身体に力が入ってしまい姿勢も悪くなっている人がいます。
歯ぎしりのクセのある人は、朝起きた時に首こりや肩こりを日頃から感じている人もいらっしゃいます。
首筋の筋肉(胸鎖乳突筋)が緊張して固くなります
胸鎖乳突筋は、鎖骨から耳のうしろの出っ張っている骨(乳様突起)まで伸びている、頭を支えている大切な筋肉です。
この筋肉が緊張して固くなると、首こり、肩こり、頭痛、めまい、顎関節症などに発展します。
歯ぎしりや食いしばりの原因はストレスや緊張が関係しています。
歯ぎしりや食いしばりの時の噛む力は自分の体重の2倍から5倍ぐらいと言われています。
舌の位置が大切です
通常、上下の歯が接しているのは食事の時だけですが、歯ぎしりや食いしばりのクセのある人は食事の時以外もあるのでその時間が長いです。
食事の時以外は、上下の歯の隙間は1mmぐらいあるのが正常です。
日頃から上の歯と下の歯の間に舌を挟んで、舌先を上の歯の裏側に付けるようにするとお口まわりの筋肉が緩むので歯ぎしりや食いしばりを減らすことができるようになります。
座りっぱなしで仕事をする人は時々立ち上がりましょう!
デスクワーク中心で、パソコン作業が長い人は最低1時間に1回、出来れば30分に1回イスから立ち上がって背筋を伸ばしたり、腰を回したりすると猫背、巻き肩、ストレートネックなどの悪い姿勢になりにくく、首こり、肩こり、頭痛、めまい、顎関節症などの症状の予防ができます。