床座りの生活は腰痛や股関節痛に負担になります!

- update更新日 : 2023年06月23日
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床座りで食事

我々日本人は先祖代々、床や畳に座る生活を長年してきました。

戦後の高度成長期ぐらいから、ダイニングテーブルで食事をしたり

リビングのソファーでくつろいだり、テレビを見るようになってきたと思います。

しかし、昔ながらの日本家屋に居住している家族や、高齢者中心の世帯や

居住スペースの狭い賃貸物件に住んでいる方などは今でも

ちゃぶ台で食事をされている方もいらっしゃると思います。

腰痛持ちは床座りしないで下さい!

床や畳に座る時、良い姿勢をキープするのは大変難しいです。

外食する時は座敷ではなく、テーブル席が良いと思います。

床座りは、正座、あぐら、横座り(お姉さん座り)、アヒル座り(割座)

長座、体育座りなどがあります。

正座以外はすべてお尻が床についた状態ですので、座ったり立ったりする動作が

イスに座る時よりつらく、骨盤や背骨が歪みやすく成りますので

腰痛や股関節痛の方には負担になります。

横座り、アヒル座り

横座りとアヒル座り

横座りは女性に多い座り方で、一番悪い座り方と言っても過言ではありません。

見た目は女性らしい座り方かも知れませんが、骨盤が大きく歪み

股関節や腰に大変負担になります。

アヒル座りは若い女性に多く、子供の頃からのクセになっている人もいます。

膝を内側に入れてお尻で座るので、脚の外側の筋肉が固くなり内ももの筋肉が

使われないので骨盤が歪み股関節痛やO脚になりやすくなります。

あぐら

あぐら

あぐらは男性に多い座り方です。

骨盤が後ろに傾いて猫背の姿勢に成りますので、腰や背中の筋肉が緊張して

腰痛持ちには大変負担になります。

長座、体育座り

長座と体育座り

長座は両脚を伸ばして座るので、骨盤が後ろ側に倒れて猫背に成りますので

腰が痛くなってしまいます。

体育座りは長座よりは良いですが、やはり骨盤が後傾して猫背になりますので

骨盤が歪み腰や股関節に負担になります。

正座

正座

正座は床座りで唯一良い座り方です。

骨盤が立って背筋も伸びた状態ですので、背骨もS字カーブが維持できるからです。

しかし、長時間は足が痺れたりするので無理はしないで下さい。

膝や足首が痛い方はしないほうが良いです。

床座りをラクにする方法(骨盤が歪みにくい)

床座りクッション

* カマボコ型のクッション(高さは15cm前後、長さは40~50cmぐらい)を使用

◎ あぐらでクッションを横にして座骨が山の部分にくるように座る。

◎ 正座でクッションを縦にして乗馬スタイルのようにして座る。

上の画像のように床に座る時に工夫して頂くとラクに長時間座れると思います。

クッションがない場合は座布団でも代用出来ます。

座布団を半分に折って、2枚を互い違いにサンドイッチ状態に

して頂くとカマボコ型のクッションのようになります。

座骨で座り、骨盤が立つようにする事が大切です

座骨で座り骨盤を立てる

座骨で座り、骨盤が立つように座れば腰痛や股関節痛にも効果があります。

骨盤の上の背骨もS字カーブがキープ出来るからです。

長野県岡谷市の整体、アズーロカイロプラクティック院では姿勢や生活習慣の改善に取り組んでいます。

ずわり