背骨はS字カーブを保つのが大事!!

- update更新日 : 2023年05月10日
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私たち人類は、四つ足動物から進化をして

二足歩行を手に入れることによって

脳や手先が発達して高度な文明を築き上げて来ました。

背骨は横から見るとS字カーブになっています。

背骨のS字カーブ

背骨は横から見ると真っ直ぐではなくて、緩やかなS字カーブになっています。

* 首の部分(頚椎)は前側にカーブ。(前弯と言います)

* 背中の部分(胸椎)は後側にカーブ。(後弯と言います)

* 腰の部分(腰椎)は前側にカーブ。(前弯と言います)

私たちは重力のある地球上に住んでいますので、二足歩行に進化した時に

このような背骨のカーブが出来上がりました。(生理的弯曲と言います)

S字カーブが崩れると身体に不調が起こります。

代表的な症状が腰痛や肩こりなどです。

頚椎

ストレートネック

ストレートネック ⇒ 首こり、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれ、顎関節症、自律神経失調症などに発展します。

胸椎

猫背巻き肩

猫背、巻き肩(前肩) ⇒ 肩こり、背中の痛み、四十肩五十肩、胸郭出口症候群、胸焼け、胃もたれなどに発展します。

腰椎

骨盤の前傾後傾

反り腰(骨盤前傾)、猫背(骨盤後傾) ⇒ 腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、座骨神経痛、すべり症、足のしびれなどに発展します。

座る時にS字カーブが崩れやすくなります。

イスの背もたれに寄りかかり、うつむき姿勢でスマホを操作する。

スマホのうつむき姿勢

* 頚椎のカーブが失われてストレートネックになりやすくなります。

脚を無意識に組んで座る。

脚を組む

* 骨盤が後ろに傾き、腰椎の前弯が失われるので腰痛になりやすくなります。

女性に多い横座り。

横座り

* 左のお尻に重心が偏り、骨盤が歪み腰痛や股関節痛になりやすくなります。

男性に多いあぐら。

あぐら

* 骨盤が後ろに傾き猫背になるので、腰痛や肩こりになりやすくなります。

座骨で座って骨盤が立つように座るのが正しい座り方です!!

イスの正しい座り方

座骨で座る

上記の画像のように、イスの座面に座骨が当たるように座ると

骨盤が真っ直ぐ立つので背骨のS字カーブ(生理的弯曲)が保てますので

見た目も美しく、腰痛や肩こりにもなりにくくなります。