背骨はS字カーブを保つのが大事!!
私たち人類は、四つ足動物から進化をして
二足歩行を手に入れることによって
脳や手先が発達して高度な文明を築き上げて来ました。
背骨は横から見るとS字カーブになっています。
背骨は横から見ると真っ直ぐではなくて、緩やかなS字カーブになっています。
* 首の部分(頚椎)は前側にカーブ。(前弯と言います)
* 背中の部分(胸椎)は後側にカーブ。(後弯と言います)
* 腰の部分(腰椎)は前側にカーブ。(前弯と言います)
私たちは重力のある地球上に住んでいますので、二足歩行に進化した時に
このような背骨のカーブが出来上がりました。(生理的弯曲と言います)
S字カーブが崩れると身体に不調が起こります。
代表的な症状が腰痛や肩こりなどです。
頚椎
ストレートネック ⇒ 首こり、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれ、顎関節症、自律神経失調症などに発展します。
胸椎
猫背、巻き肩(前肩) ⇒ 肩こり、背中の痛み、四十肩五十肩、胸郭出口症候群、胸焼け、胃もたれなどに発展します。
腰椎
反り腰(骨盤前傾)、猫背(骨盤後傾) ⇒ 腰痛、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、座骨神経痛、すべり症、足のしびれなどに発展します。
座る時にS字カーブが崩れやすくなります。
イスの背もたれに寄りかかり、うつむき姿勢でスマホを操作する。
* 頚椎のカーブが失われてストレートネックになりやすくなります。
脚を無意識に組んで座る。
* 骨盤が後ろに傾き、腰椎の前弯が失われるので腰痛になりやすくなります。
女性に多い横座り。
* 左のお尻に重心が偏り、骨盤が歪み腰痛や股関節痛になりやすくなります。
男性に多いあぐら。
* 骨盤が後ろに傾き猫背になるので、腰痛や肩こりになりやすくなります。
座骨で座って骨盤が立つように座るのが正しい座り方です!!
上記の画像のように、イスの座面に座骨が当たるように座ると
骨盤が真っ直ぐ立つので背骨のS字カーブ(生理的弯曲)が保てますので
見た目も美しく、腰痛や肩こりにもなりにくくなります。